2回生向けサマーキャンプ報告
概要
今年度2回生向けサマーキャンプでは、Arduinoを使ってライントレーサを製作しました。初心者でも親しみやすいArduinoについての導入から始め、電子工作とプログラミングを組み合わせて3日間でオリジナルのライントレーサを作り上げ、最終日には3人一組のチーム対抗リレーを行いました。
Arduinoについてはこちらから(Arduino公式サイトに飛びます)。
開催概要
【日程】 2018年9月24日〜9月26日 の3日間
【場所】 総合研究9号館(工学部旧3号館) N1講義室(機体製作)/総合研究8号館 NSホール(競技)
今年度は13名の2回生が参加してくれました(競技参加は11名)。
競技内容
競技概要
3人一組でチームを組み、Arduinoを使ったライントレーサによるチーム対抗リレーを行いました。
全3区間からなるコースを、LEDとフォトディテクタを用いた通信によってバトンを繋ぎながらゴールを目指します。各チームは2回走行し、ベストタイム・区間ポイントの合計を競います。
レギュレーション
バトン
バトンは赤外線通信を想定(可視光通信も可)。
- 後走者は区間スタートラインで待機
- 前走者がバトンゾーンを検知、赤外線LEDを点灯
- 後走者が照射された赤外線を受信しスタート
後走者がバトンを受け取らない場合リタイア扱いとなる(ただし区間評価のため、それ以降の区間走行者は個別に走行、区間賞エントリー可)
ライントレース
コースからはみ出した場合、1マス前からリスタート(ペナルティあり)。
区間完走が困難と判断した(された)場合、リタイアとなる。その区間のタイム・ポイント・ペナルティは破棄され、区間賞エントリー不可。
コース
コースは全3区間からなり、各区間でトレーサに要求される内容が異なる。
- 第一区間:ラインの正確なトレースが要求されるコース。コース周りに障害物が設置されており、それに触れたり倒したりするとペナルティとなる。
- 第二区間:チェックポイントの検出が要求されるコース。3色のLEDが設置されており、検知出来ればポイントが加算される。
- 第三区間:一直線で速度を競うドラッグレースのコース。ゴールマーカで停止出来なければペナルティとなる。
ポイント加算要素
基本コース・ラインに対し、色違いのコース・ラインを部分的に選択可能。マットごとにポイントを加算(マットやラインの色によって加算ポイントが異なる)。
マット | ライン | 加算ポイント | |
ホワイト | + | ブラック | 0(基本コース) |
アイボリー | + | ブラック | 小 |
ブラウン | + | ブラック | 小 |
ホワイト | + | グレー | 中 |
グレー | + | ブラック | 中 |
ブラック | + | ホワイト | 大 |
チーム
各個人でコース走破タイムを競う予選の順位に基づき編成(3人一組、欠員はTAから補充)。
チーム名 | メンバー | |
online |
太田慎一 三上杏太 竹内一至(TA) |
|
Team three |
KIM YONGMIN 馬場達也 三上悠介 |
|
チーム名 |
神谷君斗 佐々木眞帆 村山真大 |
|
ラムダ |
岡本尚之 片桐光陽 坂本一 |
写真
コンテスト結果
岩壁特別賞
Team three
優秀賞
チーム名
区間賞
第一区間:坂本一
第二区間:太田慎一
第三区間:片桐光陽
アイデア賞
三上杏太
コードレビュー賞
岡本尚之
皆さんおめでとうございます。
また、参加者、スタッフ含め、3日間本当にお疲れ様でした。
スタッフ
教員
廣本先生(佐藤高史研)
奥田先生(引原研)
TA
仲代(野田研D1)
鐘ヶ江(木本研M2)
新(佐藤高史研M2)
三宅(佐藤高史研M2)
山田(守倉研M2)
大津(守倉研M1)
三熊(守倉研M1)
小野(佐藤高史研B4)
片山(石井研B4)
竹内(黒橋研B4)
清水(守倉研B4)
連絡先
※サマーキャンプはほとんどを学生によって企画・進行しています。サマーキャンプを経験された皆さん、このページをみて気になった学生さん、TAに興味のある方はぜひご連絡ください。
summer-camp-2 ∞ kuee.kyoto-u.ac.jp
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