マクスウェルの悪魔とは?

マクスウェルの悪魔(Maxwell's Demon)とは、1867年頃、かの物理学者ジェームズ・クラーク・マクスウェルが提唱した思考実験である。もし仮に気体分子の動きを観察できる架空の存在――「悪魔」がいたとすると、熱力学第二法則で禁じられたエントロピーの減少が可能になるのではないか、と主張した。

 

内容

温度の均一な気体が入った箱を壁で仕切り、2つの部屋A、Bに分ける。部屋を仕切る壁には開閉可能な小さな穴が開いている。(気体の温度は均一だが、個々の分子の速度は一定でないことに注意)

今、個々の分子を見ることができる「悪魔」がいるとする。この「悪魔」は、速い分子のみを部屋AからBへ、遅い分子のみを部屋BからAへと移動させるように、仕切りにあいた穴を開閉する。

すると、この「悪魔」は仕事をすることなく部屋Bの温度を上げることができることになる。これは熱力学第二法則、つまり「エントロピー増大の法則」に矛盾する。

あくま でイメージです

 

というわけで

赤い玉を速い分子、青い玉を遅い分子に見立て、赤い玉(速い分子)だけを選択的に相手の陣地に送り込むロボット、つまりここでいう「悪魔」を作ってもらって対戦してもらおう、というのが今回の競技「マクスウェルの悪魔」です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

でもこれってロボット仕事してますよね?

細かいことはいいのです。