生体機能工学分野

脳・生体機能の探究、工学・医療・福祉への貢献

本研究室では生体の有する機能を最先端の電気電子工学技術により探り、その知見を応用する研究を行っている。中でも人間の脳神経系に重点を置き、その機能を非侵襲的に計測・解析・イメージングし、脳が実現している高度な機能の仕組みを探ると共に、その工学的応用に関して、視覚系を中心とした感覚機能、記憶、認知、意識などの問題を主要テーマとしている。具体的にはレーザ光を用いた超高感度光ポンピング磁気センサ(OPM)について研究し、極低温環境が不要である脳磁界(MEG)計測システムの開発を行っている。またスピンロックパルスを用いた血行動態に依存しない新たな機能的MRI(fMRI)の開発に取り組んでいる。応用的研究に関しては、OPMを用いて筋磁や神経磁場の計測に取り組み、生体-デバイス間インターフェイスの開発を目指している。

◎ 詳細については,研究室ホームページをご覧下さい.

教員

吉井 和佳 ( Kazuyoshi YOSHII )

教授(工学研究科 電気工学専攻)吉井和佳

研究テーマ

  • 機械学習 
  • 音響信号処理 
  • 音楽情報処理 

連絡先

伊藤 陽介 ( Yosuke ITO )

講師(工学研究科 電気工学専攻)伊藤 陽介

研究テーマ

  • 生体医工学
  • 生体磁気計測
  • 光ポンピング磁気センサ
  • 機能的磁気共鳴画像法

連絡先

上田 博之 ( Hiroyuki UEDA )

助教(工学研究科 電気工学専攻)上田博之

研究テーマ

  • 機能的磁気共鳴画像法(fMRI)
  • 低磁場MRI
  • スピンロックシーケンス

連絡先