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システム創成論分野

ワイヤレス人体センシング:新時代の幕開け

 昨日はよく眠れましたか?あなたは今日、体調が良いでしょうか、悪いでしょうか。今、何か不安なことや楽しみにしていることはあるでしょうか。あなたが最近していることは何でしょうか。嬉しいとき、悲しいとき、怒っているとき、誰にその感情を伝えますか。近年、LINE、Twitter、Instagram、Facebookなど、インターネットを介したコミュニケーションの発達に伴い、個人の行動・考え・感情といった人体に関する情報を発信する機会が増えており、人体の情報はますます重要になってきています。人体の情報を得るには計測が必要ですが、人体は形状・運動・応答が複雑なシステムであり、正確な人体センシングを困難にしています。人体センシングは1)人体計測、2)データ信号処理、3)生体情報処理の3つで構成され、これらは別々の研究分野で独立に発展してきました。本研究室では、人体センシングの3要素をひとつのシステムとして捉えた「人体センシングに特化した統合計測技術」を実現するための研究を進めています。

 具体的には、システム理論的アプローチによるワイヤレス人体センシング技術の研究を行っています。人体センシングといえば、アップルウォッチなどのウェアラブルデバイスやKinectセンサーなどの距離カメラによる人体計測が広く普及しつつありますが、こうした従来センサーには様々な限界や懸念が認識されつつあります。非接触計測を可能にするワイヤレス人体センシングでは、接触型計測とは異なりセンサー装着の不快感・かぶれが無く、光学的測定とは異なりプライバシーの懸念もありません。それに加え、衣服を透過して皮膚表面を直接測定できるという利点があるため、遠方から人の位置、姿勢、行動などのモニタリングを実現しつつ、心拍・呼吸・血圧などの生体計測もできます。更に、こうした情報を統合することで、対象者の健康状態や心理状態など、人体に関する高次の情報を抽出することも可能になります。当研究室では、さまざまなアプリケーションへの応用を見据えつつ、ワイヤレス人体センシング技術の基礎原理から応用まで、幅広く研究を進めています。

 

教員

阪本 卓也 (Takuya Sakamoto)

test 准教授(工学研究科 電気工学専攻)

研究テーマ

  • システム理論的人体センシング
  • 非接触生体計測
  • ワイヤレスイメージング
  • レーダ人体計測

連絡先

京都大学桂キャンパス A1棟 4階 409号室
TEL: 075-383-2257
E-mail: sakamoto.takuya.8n (at) kyoto-u.ac.jp
http://www.ist.kuee.kyoto-u.ac.jp/~t-sakamo