エネルギー情報学分野
未来のエネルギー社会の構築には、人間・社会・環境の観点からふさわしいシステムのあり方を考究する必要があります。エネルギー情報学分野では、「ITによる新しいエネルギー社会システムの創出」をめざし、ヒューマンインタフェース系の研究や、共生社会のシステム構想に関わる研究に取り組んでいます。
教員
下田 宏 ( Hiroshi SHIMODA )
教授(エネルギー科学研究科 エネルギー社会・環境科学専攻)
研究テーマ
- ヒューマンインタフェース
- 知的集中評価
- 生理指標計測
- ヒューマンマシンシステム
- 拡張現実感
連絡先
吉田キャンパス 総合研究10号館 254号室
TEL: 075-753-5609
FAX: 075-753-5614
E-mail: shimoda@energy.kyoto-u.ac.jp
石井 裕剛 ( Hirotake ISHII )
准教授(エネルギー科学研究科 エネルギー社会・環境科学専攻)
研究テーマ
- ヒューマンインタフェース
- 拡張現実感
- 人工現実感
連絡先
吉田キャンパス 総合研究10号館 256号室
TEL: 075-753-5611
FAX: 075-753-5614
E-mail: hirotake@ei.energy.kyoto-u.ac.jp
上田 樹美 ( Kimi UEDA )
助教(エネルギー科学研究科 エネルギー社会・環境科学専攻)
研究テーマ
- 知的集中評価
- ワークプレースデザイン
- 生理心理行動計測
連絡先
吉田キャンパス 総合研究10号館 252号室
TEL:
FAX: 075-753-5614
E-mail: ueda@energy.kyoto-u.ac.jp
研究テーマ・開発紹介
ITによるエネルギーシステムの信頼性・効率性向上のためのシステム開発
エネルギーの安定供給のためには、発電プラント自体の高度化だけでなく、人と機械の間に介在するヒューマンマシンインタフェースの高度化も必要です。本研究では、拡張現実感等の新しいICTを応用した新しいエネルギーシステムの開発を目指しています。
主な研究テーマ
- 拡張現実感システムの為のトラッキング技術の開発
- プラント機器保守・解体作業向け拡張現実感システムの開発
高度情報社会、高齢・少子社会に向けた低環境負荷型の新しいライフスタイルの提案
今世紀は高度情報社会に向かって発展している一方で、高齢・少子社会への加速や地球環境保全のためのエネルギー・環境問題など、大きな社会変革が必要とされています。本研究では、低環境負荷型の新しいライフスタイルの実現をめざして、各種人間行動計測技術の開発や、省エネ行動促進のための新しい手法の提案、評価等を行っています。
主な研究テーマ
- 知的生産性(プロダクティビティ)の測定・評価法の研究
- 省エネ行動促進手法の開発
ICTを活用した新しいコミュニケーション手法の提案
リスクマネージメント・リスク コミュニケーションは、21世紀の共生社会の重要課題であり、社会での多角的なリスク概念を解明するとともに効果的なリスク回避のための新しい手法が必要 です。本研究では、水素エネルギー等の新エネルギーや高レベル放射性廃棄物を対象に、社会的受容性に関する研究や異なる立場の人達の相互コミュニケーショ ンを推進する新しい手法の提案、評価等を行っています。
主な研究テーマ
- 新エネルギーに対する社会的受容性に関する調査研究
- 高レベル放射性廃棄物処分に関するリスクコミュニケーション